今日は、朝から朽木で調査。
安曇川の井堰の調査です。
田用水のための井堰、砂防ダム、
水力発電用のダム等々、その用途や形状は一つ一つまったく違う。
そして、それぞれの井堰につけられた
も、これまた様々。
お魚も、なかなか大変。
だって、人間が計算して作った魚の道 「魚道」 でも、
魚にとっては、通りにくいイバラの道ってこともある。
「回転式」 といって、螺旋階段のような魚道もあったけど、
魚は見向きもしないとのこと。 あと、太陽の日が射す時間も関係してるのだとか。
今回は、そんな井堰の状況調査に行ってきました~。
安曇川の最下流にある井堰 「合同井堰」。
ここから安曇川デルタに広がる田に、水が届きます。
そのすぐ下流には、 ・・・なんやと思います??
魚道堰です!
滋賀県型、ノルウェー型、アイスハーバー型など、さまざまな型の魚道が
造られています。
それぞれの型には特徴があって、通る魚の種類が異なります。
形をみているだけでも、とっても楽しい!! w(゚o゚)w
そして、私が安曇川の中で一番気に入った魚道は、
これ!
小さな滝がいくつもできていて、
とても風流な魚道です。
自分でも登ってみたいような気になる。
これを見て、
なぜか、
「風の谷のナウシカ」 を思い出しました。
こうしてみると、
利水・治水の知恵や技術は、一本の河の中に
本当にたくさん見ることができます。
でも逆に、ずさんな土木工事や、
明らかな無用の長物も、たくさんあることがわかりました。
・・・車で川の側を走ってても、
なかなかちゃんと川の様子なんて、見てないんですねー。
一本の川でも、
こうやってじっくり見ていくと、
奥深いものです。
事務局 タマでした
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